マイクロトロン

マイクロトロンmicrotron

ライナック(LINAC)に比べ、大電流・低エミッタンス・低エネルギー分散・軽量
小型非破壊検査装置として活躍します。

MIRRORCLE型光源の電子銃として開発したマイクロトロンは、それ単体でも非破壊検査装置として活躍します。

装置全体で1m以下の大きさであり、現場での橋梁・橋桁にも適しています。あるいはプラントや原子炉の配管の腐食検査が鮮明に行えます。

 

非破壊検査装置 のページもご覧下さい。

 

光子研では 1 MeV から最大 20 MeV までのマイクロトロンのラインナップを用意しております。

 

1MeVマイクロトロンX線CT検査装置「MIC1-CT」が株式会社クボタに導入されて、日々の検査に活躍しています。




 

 

下図は、1MeVマイクロトロンX線発生装置「MIC1」のマグネトロンモデルになります。



マイクロトロン


特徴

ライナックでは直線的に電子を加速するためエネルギー分散が10%となり、集束マグネットを用いたとしてもエネルギー収差により焦 点サイズが大きくなってしまうため高精度での非破壊検査が難しいです。
一方、一様な磁場で電子を周回し加速するマイクロトロンはエネルギー選別機能を持 ち、次のような特徴があげられます。

1.サブミリのX線焦点サイズが容易に実現可能

2.システムの簡素化が可能で小型化とコストダウンが可能

一般にマイクロトロン型の加速器は、一様な磁場で電子を周回し、加速空洞を通過する毎に電場にて加速する装置です。加速された電子 は、所定のエネルギーに到達すると、取り出し管により装置外部へ電子ビームを出力します。
電子を発生する電子銃が磁石外部または加速空洞の外部にあるマイ クロトロンが一般的ですが、弊社マイクロトロンは、下図のように加速空洞に電子銃を内蔵しており、小型化に成功しています。

マイクロトロン


詳しくは、 電子銃 のページもご覧下さい。
<参考> マイクロトロン データシート pdf»

 

マイクロトロンの焦点サイズ
マイクロトロン電子加速器MIC1及びMIC6の焦点サイズを計測しました。何と0.2mmでした。ライナック電子加速器では1mmが限度です。電子エネルギーが揃っているからこのような焦点サイズが実現します。従って、素晴らしい解像度のX線イメージが撮影できます。